環境トップメタ!最新「烙印」+「深淵の獣」デッキ対策カードと手札誘発の発動タイミングを紹介!【マスターデュエル】

ジゴリハ「烙印深淵の獣」デッキ対策
ジゴリハ
・合わせて20年ほど遊戯王をプレイしています。
・マスターデュエルのシーズンの最高ランク複数達成
・OCG大会出場経験も複数あります。
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こちらでは「烙印」のデッキタイプとして多く見られる、「烙印」+「深淵の獣」デッキの対策方法を紹介します。

「烙印深淵」は新パック「ビギニングオブネクストジャーニー」にて「赫聖の妖騎士」「導きの聖女クエム」が登場し、大きく強化されました。

マスターデュエルランクマッチ環境にて、使用者が増加しております。

デッキパワーが非常に高いため、採用カードの選択や、妨害の当てどころの考え方の対策は必要ですね。

ジゴリハ

ついにフルパワーの「烙印」!
今後も更にシェアが増えてくるでしょう!

これから「烙印深淵」デッキとの対戦に向けて、対策となるメタカードの紹介手札誘発による止めどころを紹介していきます!

烙印深淵の獣デッキレシピと展開例はこちら↓

目次

烙印深淵デッキ対策に有効なメタカードとその使い方

烙印深淵デッキは、「烙印融合」から大きく展開を広げていきます。

従来の「ミラジェイド」や「烙印の獣」の妨害に加えて、クエム」が展開に加わることで「アルバスの烙印」の超融合効果などの妨害も行ってきます。

しかも「クエム」の実装からは、「天底の使徒」からのバリューも大幅に増加しています。「烙印融合」を止めるだけでは不十分となっています。

更に「烙印」関連のデッキは、一部のカードがエンドフェイズにリソースの回復を行います。

総じて対策として重要となるのが

  • 烙印融合に対するメタ
  • 盤面除去カード(ミラジェイド、クエムなどの妨害モンスター、烙印の獣などの烙印永続魔法罠対策)
  • 墓地利用に対するメタ

というところになってきます。

対策としてはおすすめなカードを紹介していきます。

烙印融合に対するメタ

「天底の使徒」という貫通札があるとは言え、「烙印深淵」デッキの妨害とリソースは「烙印融合」を窓口として作成されます。

手札誘発を除いた、「烙印融合」を止める有効的な手段は限られますが、紹介していきます。

次元障壁

「烙印融合」自体に対策を設けるなら、正直「次元障壁」がほぼ一択のように思えます。

「烙印融合」にチェーンして発動すれば、融合展開をほぼ完全に阻止できるのは言わずもがな。

既に展開された後に発動しても、「ミラジェイド」などの妨害効果を無効化できます。

後からでも役割が持てるのは、シングル戦のマスターデュエルにおいて、非常に使いやすいです。

その他にもランクマッチで対戦機会が多い「ピュアリィ」に対しても大きく役割が持てます。

「斬機」や「クシャトリラ」に対しても最低限の役割が持てるので、汎用的な面でもおすすめ度が高いです。

ジゴリハ

先攻でも後攻でも汎用的に使いやすいです!

闇のデッキ破壊ウイルス

採用できるデッキは限られますが強力です。

「烙印融合」や「天底の使徒」を除去できるのは当然強力ですし、「烙印開幕」、「融合派兵」といった初動札も魔法カードのため、初動という初動を潰せます。

発動コストが重いため、後攻だと発動する余裕があるかどうか微妙ですが、一応後攻でも機能するためおすすめです。

魔法族の里(状況限定)

発動できるデッキが限られる上、効果が及ぶ状況が限定的ですが、魔法自体を止めれるのは強力です。

「カルテシア」や「クエム」が魔法使い族のため、「烙印」側の場にいない場合は強力です。

一応「カルテシア」に繋がる「融合派兵」も魔法カードのため、「カルテシア」の素引きさえされなければ。と言ったところです。

「カルテシア」が場に出てきたところで、除去すれば良いと思われがちですが、「カルテシア」の融合効果はフリーチェーンです。

避けられる上に、そこから出てくる「グランギニョル」も魔法使い族です。「カルテシア」を素引きされてしまった時点で機能しなくなるので、低評価です。

盤面除去カード

「烙印深淵」は「ミラジェイド」による妨害や、「クエム」、「グランギニョル」を経由したモンスター妨害と多彩です。

魔法罠の役割も大きく、「烙印の獣」による妨害や「失烙印」、「復烙印」のリソース回復手段を盤面に展開します。

モンスター、魔法罠全体を破壊、できれば除外できるようなカードで盤面を剥がしていきたいです。

拮抗勝負

妨害モンスターや、烙印永続魔法罠諸共飛ばせるカードです。

シンプルに除去してくれる枚数が多く、「烙印」に対して除外という除去手段は、リソースの観点からとても重要です

何度か「烙印」に発動した体感的には、後続のリソースと強力な妨害を持つ「ミラジェイド」が残されがちです。

「ミラジェイド」はどうにかしなければなりませんが、手札から発動された罠は止めることが難しく、何より手っ取り早いため、とてもおすすめです。

対「クシャトリラ」、「神碑」などにおいても刺さりが良く、ランクマッチ全体において活躍しやすいです。

群雄割拠

烙印デッキは、魔法使い、ドラゴン、幻竜族などで種族がバラバラです。

「烙印の獣」によって破壊されるため、過信は禁物ですが、維持できればかなり有利になります。

ただランクマッチ環境の「群雄割拠」の刺さり具合にはムラがあります。

例えば「VS」デッキに対しては刺さります。しかし

「斬機」、「ラビュリンス」、「ピュアリィ」は種族統一テーマのため、大きな役割は持てません。汎用的な面に疑問が残ります。

コズミックサイクロン

烙印永続魔法罠を除去する役割です。

速攻魔法故に、永続罠である「烙印の獣」の効果にチェーンして除外すれば、効果を不発にできます。

その状況状況に対して、器用に発動できるので、取り回しがとても良いです。個人的にもこのカードめちゃくちゃ好きです。

烙印永続魔法罠は、「悲劇のデスピアン」、「烙印の獣」、「烙印断罪」などにより再利用されてしまいます。

除外することで再利用させないため、リソースを削る役割もあります。

超融合

モンスター除去の鉄板と化してきました。「超融合」

「烙印」のフィールドには

  • ミラジェイド
  • グランギニョル
  • クエム
  • リンドブルム

などのモンスターが並びやすいです。

最低でも「ミラジェイド」は巻き込みたいので、エクストラデッキに「ドラゴスタペリア」や「スターヴヴェノムフュージョンドラゴン」、「沼地のドロゴン」あたりを採用しておくと、こちらが出すモンスターも強力です。

「沼地のドロゴン」、「共鳴の翼ガルーラ」と共に「超融合」を採用すると、汎用的に色んなデッキの後手捲りに使えるので、今が旬のカードです。

ミニリハ

超便利カード「超融合」!烙印相手以外でも使いやすいです!

墓地利用に対するメタ

「烙印深淵」は通常の展開をする上でも墓地を利用しますし、強力なリソースを墓地に貯めます。

野放しにしていると、ゲームが長引くにつれてリソース負けします。

何かしらの対策を講じていきたいです。

王家の眠る谷-ネクロバレー

効果テキストがあまり見ない書き方をしているので、わかりやすく書くと。

  • 墓地のカードを除外できない
  • 墓地のカードを対象に取れない

という解釈でとりあえず良いと思います。

フィールド魔法のため、アクセスしやすくおススメです。

問題の「烙印深淵」の墓地リソースにどれぐらい効力があるかと言うと。

  • 「カルテシア」、「アルビオン」などの墓地で勝手に発動するタイプには効力なし。
  • 「烙印断罪」、「悲劇のデスピアン」などの自身を除外してのリソース回復は不可。
  • 「烙印の獣」の永続魔法罠を置く効果も不可

それなりにリソース回収を妨害できます。

更に「烙印深淵」側の妨害に対しても効果があります。

  • 「赫の烙印」の発動が不可
  • 「クエム」による蘇生も不可
  • 「深淵の獣」共通効果の墓地除外も不可

などなど妨害に対しても牽制になるので、後攻で発動しても強力な一枚です。

マクロコスモス

代表的な墓地メタです。

このカードが存在しても、最低限「ミラジェイド」は特殊召喚されますが、墓地リソースは完全に断ち切れます。

先行で展開できれば強力ですが、逆に「烙印」側の盤面が既に構築されてからでは手遅れなので評価は低めです。

採用できるのであれば、後述する「ディメンションアトラクター」が圧倒的におススメです。

「烙印深淵」デッキ対策の手札誘発による展開の止めどころ

どのデッキにも多く採用されている手札誘発カードの発動タイミングと、対「烙印深淵」デッキでおすすめの手札誘発の発動タイミングを解説します。

高採用率手札誘発の発動タイミング

灰流うらら

発動タイミング:

  • 「烙印融合」の発動時

やはり他の初動を手にした「烙印」とは言え、基本的には「烙印融合」に対して発動するのがセオリーです。

「天底の使徒」を始動とした展開もそれなりに強力ですが、流石に「烙印融合」の比じゃないです。

「アルベル」への発動は、「烙印融合」自体を素引きされてる場合の裏目がやばいです。

しかも「烙印」は「烙印融合」のサーチ手段が「アルベル」だけではありません。

「黒衣竜アルビオン」で「烙印融合」を落とし、「サロニール」で「烙印断罪」を落とす。その後「烙印断罪」の効果で「烙印融合」を回収する。と言った具合に「アルベル」で無くともアクセスできるのです。

とりあえず出てきた「アルベル」に「灰流うらら」を投げる。みたいな使い方はやめた方が良いですね。

そして「天底の使徒」への発動も基本我慢したいです。

一応注意点として、「天底の使徒」に対して、「灰流うらら」を発動した後でも、「烙印」側は、エクストラデッキからの特殊召喚が可能という裁定です。↓

特殊召喚できます。

自分の「天底の使徒」の発動や効果が無効になった場合、『このカードの発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない』も適用されません。

遊戯王CARD DATABASE Q&Aより

「天底の使徒」を囮に「烙印融合」を通される可能性もあるので、我慢するのが安牌です。

「灰流うらら」はこちらのターン時の「増殖するG」への回答として持っておいても良いので、大事にしましょう。

ミニリハ

色々と強化されたとはいえ、結局は「烙印融合」が一番強いですね!

増殖するG

発動タイミング:

  • 特殊召喚のタイミングで良い。(「融合派兵」にチェーンすると、あまり美味しく無い。)

安定して強い遊戯王最強カードです。

タイミングとしては「烙印融合」にチェーンする形が、ドローの枚数としては安定して稼げるでしょう。

「融合派兵」にチェーンすると、「烙印」側が「カルテシア」を特殊召喚し、そこで展開を止めることが多です。

「カルテシア」の融合効果はフリーチェーンであり、そこから特殊召喚される「グランギニョル」である程度戦線維持できるからでしょう。なんならリソースもしっかりと残せます。(カルテシア強っっ)

もちろん他の手札状況によっては、ドローをしたいというより、「烙印」側に展開されたくない状況があります。その都度打ち分けましょう。

無限泡影

発動タイミング:

  • 「烙印竜アルビオン」の効果発動時(失烙印があると発動不可)
  • 「赫の聖女カルテシア」の効果に対して発動

「アルビオン」の融合効果を止めてしまえば、その後の「ルベリオン」からの「ミラジェイド」展開を抑制できます。(カルテシアが絡んでいれば、「グランギニョル」展開も)

ただし既に「失烙印」が発動されていると、融合召喚時の効果が発動できないため、発動タイミングを逃します。

「烙印融合」の展開をしている際の「カルテシア」に当てることができれば、「グランギニョル」を経由した「クエム」の妨害を防ぐことができます。

烙印デッキへの有効な手札誘発

ディメンション・アトラクター

発動タイミング:

  • 「烙印融合」にチェーンする形が理想ではあるが、基本いつでも。

採用できるデッキであれば、この上なく最高の対策札です。

「烙印融合」に対して発動できれば、用意できる妨害、リソース共にぐちゃぐちゃにできます。

恐らく出てくるのは「ルベリオン」経由の「ミラジェイド」か「リンドブルム」になると思います。

「リンドブルム」を融合召喚した場合は、「メルクーリエ」のサーチもあるため、まだ動けますが、それでもかなり厳しいでしょう。

手札誘発では恐らく最高の対策です。ただし僕が「烙印」使ってて、「ディメンションアトラクター」当てられたら最悪な気分になります。僕に対してはやめてくださいね。

ジゴリハ

まさに最強「ディメンションアトラクター」・・
今「ディメンションアトラクター」を採用できるデッキ以外にはぶっ刺さります・・!

深淵の獣(DDクロウ)(手札誘発では無いが墓穴の指名者)

発動タイミング:

  • 「アルビオン」の効果にチェーンし、墓地の「アルバスの烙印」を除外(失烙印があると無理)
  • 「クエム」の蘇生効果に合わせて、蘇生対象を除外
  • 「赫の烙印」の回収対象を除外
  • 墓地の「カルテシア」や「アルビオン」などの墓地リソースを除外
  • 相手の深淵の獣の除外対象を自分の深淵の獣で除外する

一応最も効果的なタイミングは、「烙印融合」で融合召喚された「アルビオン」の効果のタイミングにはなります。

やはりここでも「失烙印」があると発動タイミングがありません。強力ですね。

大人しく相手のリソースを除外するか、「クエム」と「赫の烙印」で対象にとった墓地のカードを除外すると、妨害を減らせます。

一応相手の深淵の獣で対象にとった墓地のカードを、こちらの深淵の獣で除外すると、相手の深淵の獣の召喚は不発になるので覚えておきましょう。相手の「烙印の獣」のコストを無くせるかも知れないのでね。

屋敷わらし

発動タイミング:

  • アルビオンの融合効果(失烙印があると無理)
  • 天底の使徒

「アルビオン」に対して発動したいですが「失烙印」があると発動できません。

次点で発動したいところでは、「天底の使徒」です。実は墓地から回収する効果を含むので、「屋敷わらし」で無効化できます。

「天底の使徒」始動は、コストはかかるものの2〜3妨害+「烙印融合」を含んだ強力なリソースを残せます。

「烙印融合」に次ぐ強力な初動なので、しっかり止めていきたいです。

他にも「カルテシア」の回収効果や「深淵の獣」の墓地除外共通効果など、打ちどころに困ることはほとんどありません。かなりおすすめの一枚です。

まとめ

今回はシェア爆増中の「烙印深淵」デッキの「おすすめ対策カード」「手札誘発による展開の止めどころ」を紹介しました。

この対策を経て、「烙印」デッキに対する勝率が上がること祈っています。

それでは!!!

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