こちらでは「FW」(ファイアウォール)+「斬機」+「コードトーカー」デッキのレシピを紹介していきます。(以下FW斬機コードトーカー)
「FW斬機コードトーカー」かなり展開によっている「サイバースデッキです」、先攻一ターン目から複数の妨害を構えることが出来ます。
今回はそんな「FW斬機コードトーカー」のデッキ構築にお悩みの方に向けて、「デッキレシピ」に加えて、デッキの「展開の仕方」を紹介し、最後に「FW斬機コードトーカーデッキの最終的な評価」をしていきます。
抜群のシェアを獲得しています斬機!
展開して、相手を制圧しよう!
斬機デッキの対策記事はこちら↓
「FW斬機コード・トーカー」デッキレシピ
デッキ構築のポイント
「FW斬機コード・トーカー」のデッキレシピになります。
「斬機サーキュラー」はOCGだと制限カードですが、マスターデュエルでは許されているので、余裕の三積みです。
「斬機シグマ」、「斬機サブトラ」、「斬機アディオン」は特殊召喚条件が緩く、非常に優秀です。
「ファイアーウォールディフェンサー」はこのデッキの完全一枚初動です。展開例を下に乗せておきます。
「バックアップセクレタリー」、「ガッチリ@イグニスター」は「サイバネットコーデック」の素引き被りのサーチ先でもありますが、
複数の妨害を受けても、「スプラッシュメイジ」まで繋げれば、展開が継続しやすいので、特殊召喚条件が緩いサイバースモンスターは多く採用しています。
基本的に展開能力が高く、それに伴い妨害数が多く、手数も豊富なデッキです。
しかし致命的な弱点として「増殖するG」の止まりどころが無い点と
「原始生命態ニビル」がどうしようも無い点は明確な弱点です。ほとんどケアのしようがありません。
「FW斬機コード・トーカー」キーカード
「FW斬機コードトーカー」の核となるキーカードを紹介します。
「斬機サーキュラー」
サイバース全体における「スーパーパワーカード」です。上述の通り、OCGでは制限カードに指定されています。
「エクソシスター・マルファ」、「幻影騎士団ティアースケイル」などと同じような「単体の性能でデッキを環境レベル」まで押し上げた「雑なクソ強新規カード」です。なんならこれら2体よりもカードパワーが高いでしょう。
初動、手数による貫通札の役割、そもそもの基本の展開にも組み込まれます。欲しいシチュエーションしか基本ないので、「サイバネットマイニング」でサーチします。
後々制限カードになる可能性はありますが、「カード分解」すればURポイントは戻るので、今のうちに使いましょう!
今後の暴れ具合では、規制がかかるかも・・
でも規制かかってもURポイントは30戻るから大丈夫!
「ファイアウォール・ディフェンサー」
上述の通り、このデッキにおける「一枚初動」です。
このカードを「転生炎獣ベイルリンクス」、「リンク・デコーダー」のリンク1モンスターの素材とすることで、展開を始めます。
なおこの効果で特殊召喚する「ファイアウォールファントム」は素引きしてしまうと、特殊召喚できないため、
単体効果がそこそこ優秀な「ファイアウォールガーディアン」まで採用しています。
「プロテクトコード・トーカー」
このカードの登場により、更にリンク値を伸ばすことが可能となり、展開の幅が増えました。
闇属性の「コードトーカー」モンスターという側面もあり、「サイバネット・コーデック」により、「マイクロコーダー」のサーチができます。
展開で自身の自己再生効果を使わなければ、相手ターンにフリーチェーンで特殊召喚し、「ファイアウォール」リンクモンスターを守ることもできます。
他の採用候補カード
今回は不採用でしたが、構築によって採用される相性の良いカードを紹介します。
「アップデートジャマー」
「斬機サーキュラー」のデメリット効果により、“モンスター一体”でしか攻撃できません。
後攻かあるいは、3ターン目に「斬機サーキュラー」の効果を使いつつも、ライフを取り切りたい時には欲しくなります。
2リンクか3リンクを素材にした、「アクセスコード・トーカー」の二回攻撃が主な使用方法です。
ただ正直エクストラデッキは、ありえないぐらいにカツカツなので、採用するとなると、初動の展開ルートそのものを変更するか、
上振れof上振れの「ファイアウォールシンギュラリティ」あたりと入れ替えとなるでしょうか。
「原始生命態ニビル」
「抹殺の指名者」用の採用検討枠です。
ホントはあんまり入れたく無いんですが、相手に「ニビル」を発動されると、このデッキは終わりです。
手札のモンスター効果を無効にする手段は、最大展開しても、用意できません。余裕で最後まで待たれて、全部吹っ飛ばされます。
しかも「マスターデュエル」では謎に「ニビル」の採用率が高い様に思えます。今後もし「サイバース」みたいな展開デッキが流行ると、より増える可能性があります。
当然ですが、「抹殺用」だけでなくとも、手札に握れていれば強い場面はあります。
ランクマの勝率を上げるのであれば、環境次第で採用は全然ありですね。
純構築の斬機ならともかく、コードトーカー入りは手数は増えるかわりにニビルが少々厳しいです・・
サイバネット・ロールバック
新弾で登場した「サイバネット」魔法です。
①の効果で、自身の効果を使用した、「プロテクトコード・トーカー」を蘇生するのに使ったり、
②の効果で「アクセスコード・トーカー」で除外したエクストラモンスターを戻し、リソースを回復することで、ロングゲームに備えることもできます。
「サイバネットコンクリフト」を素引きしてしまっている場合、「サイバネットマイニング」による初動のサーチが間に合っている場合などのサーチ先となります。
「サイバネット」魔法罠をサーチできるモンスターは、「マイクロ・コーダー」に加えて「ファイアウォールファントム」が新しく存在します。
「FW斬機コード・トーカー」展開の仕方
- 「スプラッシュメイジ」に繋げる
- 「斬機サーキュラー」を展開に絡める
- 「サイバネットコーデック」で展開を伸ばす
ファイアウォールディフェンサー一枚初動展開方法
ファイアウォールディフェンサー一枚初動。(※長文注意!!)
妨害
- 魔法罠無効(ディセーブルム)
- 「ラプラシアン」3種妨害
- 一枚バウンス(ファイアウォール)
- モンスター魔法罠無効除外(コンクリフト)
- モンスター魔法使いなんでも無効(ダイア)
リソース
- ヒートソウルドロー
- 「ディフェンサー」を召喚。「ベイルリンクス」をリンク召喚。
「ディフェンサー」効果で「ファントム」を特殊召喚。 - 「ベイルリンクス」で「聖域」をサーチ。
場の2体で「スプラッシュメイジ」をリンク召喚 - 「ファントム」の効果で「コーデック」をサーチ。「聖域」を捨てる。
- 「コーデック」発動。
「スプラッシュメイジ」効果。「ディフェンサー」を特殊召喚。2体で「トランスコード」をリンク召喚。 - 成功時「コーデック」で「コードジェネレーター」をサーチ。
「トランスコード」効果「スプラッシュメイジ」を吊り上げ。 - 「コードジェネレーター」効果により、「スプラッシュメイジ」とリンク→「プロテクトコード」をリンク召喚。
- 「コードジェネレーター」効果→「ドットスケーパー」を墓地に→効果で自己再生
「プロテクトコード」召喚時「コーデック」効果で、「マイクロコーダー」をサーチ - 「トランスコード」と「ドットスケーパー」でリンク。「インヴァート」を「プロテクトコード」の隣にリンク召喚。
- 「コーデック」効果で「サーキュラー」をサーチ。
「サーキュラー」効果で「シグマ」を落としつつ特殊召喚。→「シグマ」自身の効果で特殊召喚。→「サーキュラー」効果で「方程式」をサーチ。 - 「シグマ」と「サーキュラー」でエクシーズ召喚。→「ダランベルシアン」を召喚。→効果で「超階乗」をサーチ。
- 「インヴァート」+「マイクロコーダー」で「ヒートソウル」をリンク召喚。処理後に「コンクリフト」をサーチ。
- 「コーデック」効果で「サブトラ」をサーチ。(ヒートソウルで1ドロー)
「サブトラ」効果で自身を特殊召喚。 - 「サブトラ」と「プロテクトコード」で「FWD」をリンク召喚。
- 「プロテクトコード」の効果。「ベイルリンクス」「スプラッシュメイジ」を除外し、自身を蘇生。
「方程式」で「サーキュラー」を蘇生 - 「ダランベルシアン」+「プロテクトコード」+「サーキュラー」で「ネオテンペスト」をリンク召喚
- 「ネオテンペスト」効果で「ダイア」を墓地へ。「ヒートソウル」、「FWD」、「ネオテンペスト」、 後ろに「コンクリフト」、「超階乗」の盤面の完成。
- 相手ターンに「ネオテンペスト」の効果で「ディセーブルム」を落としておく
「FW斬機コード・トーカー」の評価
「FW斬機コード・トーカー」に対する評価を
- デッキ作成難易度
- 他デッキへの流用性
- ランクマの勝ちやすさ
からしていきます。
【S(高)〜D(低)の評価】
※「作成難易度」、「他デッキへの流用性」では確定入手パックの存在、他デッキでの使用率の高さから、
所有者が明らかに多い下記カードは、カウントしないものとします。
※また当デッキに採用してはいますが、必須でないカードはその都度考慮します。
デッキ作成難易度
既所持度 | 流用性 |
---|---|
斬機サーキュラー サイバネット・マイニング サイバース・ディセーブルム塊斬機ダランベルシアン リンク・デコーダー デコードトーカーヒートソウル ファイアウォールドラゴン アクセル・コード・トーカー ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ | 斬機サーキュラー サイバネット・マイニング サイバース・ディセーブルム塊斬機ダランベルシアン リンク・デコーダー デコードトーカーヒートソウル ファイアウォールドラゴン アクセル・コード・トーカーファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ |
デッキ内の必須URカードを
・左側が既所持度(既に持っている人が多そうかどうか)
・右側が流用性(他のデッキへの使いまわしがしやすいかどうか)
で評価してみました!
必須UR13枚
「アクセス・コード・トーカー」は極めて所有者が多いでしょう。
「デコード・トーカー・ヒートソウル」はストラクチャーデッキで入手が可能です。
「サイバネットマイニング」、「斬機」系統もある程度所有者が多いことを加味したいと思います。
他デッキへの流用性
そもそも「サイバース」の連合軍の様なデッキなので、流用性は高いでしょう。
「アクセス・コード・トーカー」の様な極めて汎用性が高いモンスターもいます。
「斬機サーキュラー」、「塊斬機ダランベルシアン」もなんだかんだサイバースデッキであれば、使い回しできると考えて良いと思います。
流石にある程度デッキを選ぶかな?というのが「サイバース・ディセーブルム」、「ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ」ぐらいだと思います。
よって
ランクマの勝ちやすさ
「増殖するG」、「ニビル」がきついという話をずっとしていますが、言ってしまえば、どのデッキでもそうっしょ!って話もあります。
明らかに「最新のカードパワー」の様なものは多く感じますし、妨害の数も手数もかなりのものです。
正直「深淵の獣」の採用率も、大きく影響するので、環境次第な部分は強いですが、
マスター1まで問題なく行けるデッキパワーと評価します。
総合評価とまとめ
デッキ作成難易度・・・c
他デッキへの流用性・・・A
ランクマの勝ちやすさ・・・s
今回の「FW斬機コード・トーカー」の総合評価は・・・
s
正直URの必要枚数もそれほど多くありませんし、しかもそのほとんどが他のサイバース関連に流用できます。
OCG環境のトーナメントシーンでも活躍した「斬機」の純構築に組み替えても相当強力です。
ある程度展開さえ覚えてしまえば、デッキの使用難易度も低めです。
文字通り「強いデッキ」といった感じです!
ランクマッチも勝ちやすいデッキとなっているので、おすすめです!!
少しでも皆様の参考になれば幸いです。
ではまた!