こちらでは「ブラックマジシャン」デッキのレシピを紹介していきます。
「ブラックマジシャン」は古き良き、大人気モンスターです。しっかりとランクマッチで勝っていけるようデッキを組んでみました！
今回はそんな「ブラックマジシャン」のデッキ構築にお悩みの方に向けて、「デッキレシピ」に加えて、デッキの「展開の仕方」を紹介し、最後に「ブラックマジシャンデッキの最終的な評価」をしていきます。
ジゴリハファンが多いブラックマジシャン！
現代遊戯王のカードプールを利用して勝っていきましょう！
「ブラック・マジシャンデッキレシピ」
構築のポイント
こちらが「ブラック・マジシャン」デッキのレシピでございます。
「赫の聖女カルテシア」と「赫焉竜グランギニョル」を採用しています。
「グランギニョル」の効果で、「ブラックマジシャン」と「ブラックマジシャンガール」を墓地に送り、「魂のしもべ」のドロー枚数を増やします。
「マジシャンズ・ロッド」と「カルテシア」の召喚権が被らないよう「融合派兵」を採用しています。
「マスターデュエル」では「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」が制限カードなので、フィールドに余った、「マジシャンズ・ロッド」と「マジシャンズ・ソウルズ」でリンク召喚を狙います。
「アナコンダ」で「烙印融合」を墓地に送り、「氷剣竜ミラジェイド」を融合召喚することで、「ブラックマジシャンデッキ」の弱点となる「妨害の量・質の低さ」をカバーしています。
後攻の捲りは複数妨害があると、極めて厳しいので、「超融合」や「冥王結界波」で強引に突破します。
「灰流うらら」は不採用ですが、
- こちらが相手の「増殖するG」がそこまで辛く無い点
- 後攻では「灰流うらら」で手札を一枚使うぐらいなら、「増殖するG」、「超融合」、「冥王結界波」で突破を狙うため、思い切って不採用としました。
「ブラック・マジシャン」デッキ キーカード
「ブラックマジシャン」デッキの核となるキーカードを紹介します。
「赫の聖女カルテシア」＋「赫焉竜グランギニョル」
上でも少し触れていますが、「展開力」も「妨害」も乏しい「ブラマジデッキ」の追加ギミックです。
「赫焉竜グランギニョル」で「ブラマジ」、「ブラマジガール」を落とすことで、「魂のしもべ」のドロー枚数を増やしていけます。
「カルテシア」＋「ブラマジ師弟」どちらかで「超魔導師-ブラックマジシャンズ」を融合召喚できるのは覚えておきましょう。
一応「カルテシア」で出した「ガーディアン・キマイラ」は効果を発動することができないので、注意しましょう。
イリュージョン・オブ・カオス
手札から見せる事で、デッキ内の「ブラック・マジシャン」を含め、殆どの関連カードに触れることができる非常に便利カードです。
初動では「マジシャンズ・ロッド」や「マジシャンズ・ソウルズ」をサーチしたいところです。
しかもレベル7の儀式モンスター故、「儀式の準備」でサーチ可能です。
サーチ後に手札を戻しますが、「アルバスの烙印」など特にデッキに居て欲しいカードを戻せば、無駄がありません。
手札コストも無く、見せるだけで発動できるので、「灰流うらら」に耐性があるのも非常に優秀な点と言えるでしょう。
魂のしもべ
デッキトップ固定効果を持ちますが、②のドロー効果と合わせると、実質「サーチ」＋「ドロー」の優秀カードです。
アドバンテージの獲得量が乏しい「ブラマジ」デッキにおいて、生命線とも言えるこのデッキのエンジンです。
上述の通り、「グランギニョル」などで「ブラマジ師弟」を墓地に送っておくと、
デッキトップ固定＋2ドロー＝好きなカードサーチ＋1ドローとも言い換えられるので、「閃刀起動-エンゲージ」と同様のバリューがあります。
その他の採用候補カード
今回は不採用でしたが、構築次第では採用できる相性の良いカードを紹介します。
影依の偽典(シャドールギミック)
グランギニョル」の効果で、「エルシャドールアプカローネ」を墓地に送ることで、「影依の偽典」をサーチすることができます。
相手ターンで、「影依の偽典」の効果で、「エルシャドール・ミドラーシュ」を特殊召喚します。
融合素材は「エルシャドール・アプカローネ」＋「マジシャンズ・ソウルズ」or「マジシャンズ・ロッド」あたりで良いでしょう。
ジゴリハ「グランギニョル」を出している時点で、手頃な「闇属性」が落ちているはず…！
そもそもそんなにエクストラがカツカツでも無いので、採用は全然ありですね！！
「アプカローネ」のサーチ時に手札コストを要求されるので、そこをどうとるかですね・・！
アルバスの烙印(2枚目)
基本的に「氷剣竜ミラジェイド」の融合素材としてこのカードを使用しますが、
「融合派兵」の効果で特殊召喚して、超融合効果で奇襲することができます。
相手のエクストラデッキから出たモンスターを吸いつつも、「ミラジェイド」を融合できます。そうなれば、ほぼほぼ盤面は返したようなもんでしょう。
「捕食植物ヴェルデ・アナコンダ」で「ミラジェイド」を出した場合、「神炎竜ルベリオン」が絡まないため、「アルバスの烙印」は墓地に落ちたままになります。
本デッキのように「アルバス」が1枚採用だと、奇襲に使うような事はし辛くなるので、複数の採用はアリですね。
「ブラック・マジシャン」デッキの展開の仕方
- 「マジシャンズロッド」などからブラマジパーツを集める
- 「融合派兵」などから「カルテシア」へ繋げる
- 「グランギニョル」で「魂のしもべ」のドロー枚数を増やす
カルテシア展開
「ロッド」＋「融合派兵」
- 「ロッド」で「魂のしもべ」などをサーチ
- 「カルテシア」を特殊召喚。(融合派兵)「ロッド」、「ソウルズ」などと融合。
- 「グランギニョル」を融合召喚。→「ブラマジ師弟」を墓地に送る。
- 「魂のしもべ」の墓地効果でドローする
「ブラック・マジシャン」デッキの評価
「ブラックマジシャンデッキ」に対する評価を
- 作成難易度
- 他デッキへの流用性
- ランクマの勝ちやすさ
からしていきます。
【S(高)〜D(低)の評価】
※「作成難易度」、「他デッキへの流用性」では確定入手パックの存在、他デッキでの使用率の高さから、
所有者が明らかに多い下記カードは、カウントしないものとします。
※また当デッキに採用してはいますが、必須でないカードはその都度考慮します
デッキ作成難易度
| 既所持度 | 流用性 |
|---|---|
| ブラックマジシャン マジシャンズソウルズ イリュージョンオブカオス 赫の聖女カルテシア 冥王結界波 融合派兵 烙印融合 超融合 魂のしもべ 共鳴の翼ガルーラ ブラックマジシャンズ マスターオブカオス 烙印竜アルビオン 氷剣竜ミラジェイド 神炎竜ルベリオン グランギニョル ガーディアンキマイラ ヴェルテアナコンダ セレーネ アクセスコードトーカー | ブラックマジシャン マジシャンズソウルズ イリュージョンオブカオス 赫の聖女カルテシア 冥王結界波 融合派兵 烙印融合 超融合 魂のしもべ 共鳴の翼ガルーラ ブラックマジシャンズ マスターオブカオス 烙印竜アルビオン 氷剣竜ミラジェイド 神炎竜ルベリオン グランギニョル ガーディアンキマイラ ヴェルテアナコンダ セレーネ アクセスコードトーカー |
ジゴリハデッキ内の必須URカードを
・左側が既所持度（既に持っている人が多そうかどうか）
・右側が流用性（他のデッキへの使いまわしがしやすいかどうか）
で評価してみました！
ブラマジのテーマ内だけで多大なるURがありますが、ストラクチャーデッキ「ボルテックスオブマジック」が存在します。集めるのは容易でしょう。
しかし他にも「カルテシア」、「グランギニョル」、「烙印関係」「汎用エクストラモンスター」が概ね全てURという大事故が起きています。
他デッキへの流用性
基本「ブラマジ」関係のカード群は流用性に関して、微妙なところですが、
「マジシャンズ・ソウルズ」、「イリュージョン・オブ・カオス」はカジュアルな面も含め、流用性が高いです。
「カルテシア」、「グランギニョル」、「烙印」関係のカードもシャドールなどの融合テーマと合わせることができます。
その他の汎用リンク体も漏れなく、流用性が高いでしょう
ランクマの勝ちやすさ
明らかに頑張らなくては、ならない側のデッキではありますが、これだけは言っておきたいです。
意外に行けます。
所詮「ブラマジ」デッキと思って、侮る事なかれ。
なんだかんだで、継戦能力は高く、リソース勝負で最終的に立っているのはこちら。なんて事はよくあります。
また「原始生命態ニビル」、「増殖するG」が効きづらいのは大きなポイントです。
従来の「ブラマジ」デッキと違い、モンスターでの妨害もあるため、「ハーピィの羽箒」を発動された瞬間に終わるようなこともあまり起こりません。
ダイヤ帯の上位、マスター帯に食い込むぐらいは可能と評価します
総合評価とまとめ
デッキ作成難易度・・・A＋
他デッキへの流用性・・・B＋
ランクマの勝ちやすさ・・・B
「ブラック・マジシャン」デッキの最終評価は…
B＋
上述の通り、デッキがある程度回ってさえしまえば、全然やりあえるデッキ性能があります。
ある程度の汎用カードを所有しており、「烙印」関係のカードがあれば、ほとんど「ストラクチャーデッキ」を購入すれば良いだけなので、そういう方は構築も容易でしょう。
ジゴリハ現代のカードを組み込む事で、ランクマでも普通に戦える「ブラック・マジシャン」デッキで遊んでみてください…！
少しでも皆様の参考になれば幸いです。
それでは！！
