こちらでは「征竜」+「クシャトリラ」+「PUNK」のデッキレシピを紹介していきます。(以下:パンクシャ征竜)
「征竜」と言えば、一時の遊戯王環境を支配した伝説的テーマです!そこに同じレベル7で相性の良い「クシャトリラ」と余った召喚権で展開できる「PUNK」を混ぜました!
今回はそんな「パンクシャ征竜」のデッキ構築にお悩みの方に向けて、「デッキレシピ」に加えて、デッキの「展開の仕方」を紹介し、最後に「パンクシャ征竜デッキの最終的な評価」をしていきます。
せっかく緩和された「征竜」を使いたい方の参考になればと思います。
全属性の征竜を一つのデッキに詰むには、少々親征竜も枚数が足りないきもしますが・・
現代遊戯王のパワーに助けてもらいました!
「パンクシャ征竜」デッキレシピ
構築のポイント
こちらが「パンクシャ征竜」デッキです。
巷でよく言われる「征竜」+「クシャトリラ」の組み合わせに「P.U.N.K.」を足した構築となります。
一応コンセプトとしては、レベル10シンクロ→「フルール・ド・バロネス」を立ててからの「ギャラクシートマホーク」の展開を想定しています。
「クシャトリラ」と「征竜」は”同じ属性を持ち、レベルが7のテーマ同士”という共通点があります。
「征竜」の①、②の効果を起動するのに「クシャトリラ」モンスターを利用できます。
更に「子征竜」の効果の起動にも「クシャトリラ」モンスターをコストにできます。
「征竜」と「クシャトリラ」を合わせて、ランク7のエクシーズで「ギャラクシートマホーク」のエクシーズ召喚を狙います。
「P.U.N.K.」はあまりがちな召喚権を用いて、レベル7とシンクロし、レベル10シンクロを目指します。
レベル10シンクロで無くとも、レベル8シンクロや、レベル11シンクロなど選択できます。
「パンクシャ征竜」デッキのキーカード
当デッキの核となるキーカードを紹介していきます。採用の理由なども述べていきます。
巌征竜レドックス(征竜モンスター全般)
一時の遊戯王環境を大きく包み込んだ元最強テーマです。
当デッキの「征竜」は主に②の効果で特殊召喚しやすいレベル7として扱っています。
ランク7エクシーズモンスターを立てる役割や、墓地に落ちた際のリソースとしての役割が強いです。
①の効果は該当する「子征竜」や「クシャトリラ」モンスターを捨てると発動できます。
新しく緩和された「レドックス」は「P.U.N.K」モンスター(セアミン、ディアノート)を捨てることでも効果を使用できます。
採用している「子征竜」の枚数はデッキ内の属性に合わせて増減させています。(炎、地、風」はデッキ内に多い)
「征竜」、「魔導」時代に「ヴェルズ」を使用していたジゴリハですが、「征竜」の帰還はとても嬉しいです!
「親征竜」がもっともっと緩和されれば、単体でデッキが組めそうですね!
クシャトリラ・ユニコーン(クシャトリラ全般)
言わずとしれた現代の強テーマです。
上述の通り、4属性を持ちレベル7のテーマとして、「征竜」とシナジーがあります。
「征竜」のコストにもなれる上、特殊召喚しやすいレベル7テーマとして「征竜」を介護します。
想定している初動展開に拘らず、「クシャトリラ」自身のステータスや「バース」による戦線維持によって、ロングゲーム気味の展開を想定しています。
No-P.U.N.Kセアミン(P.U.N.K全般)
「征竜」、「クシャトリラ」へのシナジーというよりかは、余る召喚権を強く使えるテーマとしての採用です。
「セアミン」がレベル3のチューナーのため、「征竜」や「クシャトリラ」のレベル7とのシンクロレベル10で「バロネス」を立てて、その後の「ギャラクシートマホーク」の展開を通します。
初動の展開で「バロネス」を目指すのでなければ、「サイフレームロードΩ」、「ヴァレルロードサベージ」、「サイコエンドパニッシャー」の召喚を狙います。
その他の採用候補カード
今回は不採用となりましたが、採用できそうなギミックも紹介します!
勇者ギミック
「P.U.N.K」と入れ替えとなる「勇者ギミック」です。
先に「グリフォンライダー」を出してからの、「ギャラクシートマホーク」ができる点で同じような動きとなります。
今回はより初動の「セアミン」へのアクセスが多い「PUNK」を選びましたが、どちらが良いか難しいところです。
「パンクシャ征竜」デッキ展開の仕方
「パンクシャ征竜」デッキの展開例を紹介します。
- 「ユニコーン」、「征竜」モンスターなどレベル7モンスターを展開する
- 「緊急テレポート」などから「セアミン」を特殊召喚する
- 「ギャラクシートマホーク」から展開する
「バロネス」+「サベージ」+「マスカレーナ」+「サイフレームΩ」
「セアミン」(緊テレ)+「ユニコーン」(パライゾス)+特殊召喚可能なレベル7+コスト
※ここではレベル7は「レドックス」とする。
※(セアミンが緊テレの場合は「バース」で召喚するため、レベル7ならなんでも良い)
妨害
- モンスター、魔法、罠無効(バロネス)
- モンスター、魔法、罠(サベージ)
- 相手ターントロイメアユニコーン(マスカレーナ)
- 一枚ハンデス(Ω)
- 「ユニコーン」を特殊召喚。効果で、「バース」をサーチ。「セアミン」を召喚。「フォクシーチューン」をサーチ。
- 「フォクシーチューン」の効果。コストを払い「ディアノート」を特殊召喚。「ディアノート」と「セアミン」で「Ω」をシンクロ召喚。「ディアノート」効果で「セアミン」を蘇生。「Ω」の効果でハンデス。
- 「ユニコーン」と「セアミン」で「バロネス」シンクロ召喚。(右か左の端に)「バース」を発動。「ユニコーン」を特殊召喚。「レドックス」の効果で「セアミン」、「ディアノート」を除外して特殊召喚。
- 「レドックス」と「ユニコーン」で「ギャラクシートマホーク」をエクシーズ召喚。「バトルイーグルトークン」を4体特殊召喚。
- 「ギャラクシートマホーク」とトークン2体で「アウローラドン」をリンク召喚。更に「幻獣機トークン」を2体生成。「アウローラドン」効果で「アウローラドン」と「幻獣機トークン」一体をリリースし、「オライオン」を特殊召喚。
- 「オライオン」と「バトルイーグルトークン」で「サベージ」をシンクロ召喚。「アウローラドン」を装備。「オライオン」効果で「幻獣機トークン」を一体生成。
- 「幻獣機トークン」と「バトルイーグルトークン」で「マスカレーナ」をリンク召喚。
- 相手ターンに残った「幻獣機トークン」とリンクして「トロイメアユニコーン」をリンク召喚してデッキバウンス。
「パンクシャ征竜」デッキ評価
「パンクシャ征竜」デッキに対する評価を
- 作成難易度
- 他デッキへの流用性
- ランクマの勝ちやすさ
からしていきます。
【S(高)〜D(低)の評価】
※「作成難易度」、「他デッキへの流用性」では確定入手パックの存在、他デッキでの使用率の高さから、
所有者が明らかに多い下記カードは、カウントしないものとします。
※また当デッキに採用してはいますが、必須でないカードはその都度考慮します
デッキ作成難易度
既所持度 | 流用性 |
---|---|
ブラスター レドックス タイダル テンペスト フェンリル ユニコーン ライズハート ディアノート パライゾス パーピアス マスカレーナ トロイメアユニコーン アウローラドン ギャラクシートマホーク アライズハート サベージ サイフレームΩ バロネス | ブラスター レドックス タイダル テンペスト フェンリル ユニコーン ライズハート ディアノート パライゾス パーピアス マスカレーナ トロイメアユニコーン アウローラドン ギャラクシートマホーク アライズハート サベージ サイフレームΩ バロネス |
デッキ内の必須URカードを
・左側が既所持度(既に持っている人が多そうかどうか)
・右側が流用性(他のデッキへの使いまわしがしやすいかどうか)
で評価してみました!
終わってます。こんな長いURの表初めて作りました。
親「征竜」が全てURで、「クシャトリラ」は主要で複数必要なカードがURばかりです。
エクストラデッキも、使うカードがちゃんと多い上にURばかりです。
唯一の良心は「PUNK」だけです。
デッキ作成難易度・・
ぐ、苦しい、…「征竜」全部URなんて事があるんですね…しかもちゃっかり「子征竜」も全てSRだったりします…
他デッキへの流用性
「征竜」の使い回しとすると、当デッキのように全ての「征竜」を入れるというよりかは、各属性ごとの出張となるでしょうか?(親征竜を全属性複数使えるようになるまでは)
「PUNK」は召喚権をあまりがちなデッキでは出張しやすいですし、「クシャトリラ」も色々と合わせられます。
エクストラも汎用的なものばかりです。
ランクマの勝ちやすさ
結論言うと流石に勝ちやすくは無いですね。
本気で勝ちに行くというよりかは「征竜」で遊んでいくという気持ちが大事かも。
現状全属性の「征竜」を採用するのであれば、「クシャトリラ」と共に採用するのが一番勝てる可能性は高そうです。当デッキみたいに「PUNK」もしくは「勇者」まで採用するかはともかくとして。
「征竜」自体は強いっちゃ強いとは思うのですが…いかんせん「親征竜」の数が足りません。
「クシャトリラ」や「PUNK」の邪魔をしないよう「征竜」が事故らなければ、そこそこ戦えそうな気もします。
総合評価とまとめ
デッキ作成難易度・・・S
他デッキへの流用性・・・A
ランクマの勝ちやすさ・・・B –
「パンクシャ征竜」の総合評価・・
C+
現状「征竜」を全て採用した構築は中々難しいものがあるかもしれません。
とてつもないURポイントを消費する割には、「征竜」が事故要因になりがちです。
よく言われているような
- ブラスターはインフェルノイド
- タイダルはティアラメンツ
- テンペストはドラグニティ
- レドックスは春化粧
など相性が良い属性テーマと合わせるのが、安牌と言えるでしょう。
「征竜」はもう少し数が増えてからが本番!今は本来の使い道の各属性のサポートに徹するのがいいかも!
少しでも皆様の参考になれば幸いです
最後まで見ていただきありがとうございました!
それでは!