こちらでは「マスターデュエル」を最近始められた方、もしくは「遊戯王」自体に触れる事が初めての方に向けて、これから組んでいくデッキに高確率で採用されるカードを紹介していきます!
始めたてだと、ジェムの使い道をどうしよう・・ CPの使い道をどうしよう・・
悩むと思います。
どこが強いのか、どういう風に使うと強いのか。なるべくわかりやすく解説しているので、ぜひ最後まで見てみてください!
何となく話題になっている「マスターデュエル」に興味を持ってくださったあなた!心より歓迎します!
私ジゴリハは、「遊戯王OCG」を20年以上プレイしており、「マスターデュエル」もリリース当初からプレイしています!きっと力になれると思うので、一緒に学んでいきましょう!<
レアリティについて
まず「マスターデュエル」には、カード毎に「レアリティ」が存在します。
以下の通りです。(下に行くにつれ、価値が高い)
- N(ノーマル)
- R(レア)
- SR(スーパーレア)
- UR(ウルトラレア)
上二つのノーマル、レアに関してはほとんど気にしなくて問題ありません。
しかし、スーパーレアや更にはウルトラレアとなってくると、カードを作るクラフトポイント(カードを作るポイント)が希少になってきます。
作るカードは、慎重に決めていく必要があります。
色々なデッキで採用できるような、汎用性の高い便利なカードを下記に紹介していきます。
このURのクラフトポイントは、どれくらい必要になるかは、デッキによってそれぞれ異なります。
ですが、“強力でかつ汎用性の高い”カードは色々なデッキで使い回す事ができます。
特にクラフトポイントに余裕のない序盤はそういった便利なカードから、入手していくべきでしょう。
必須カード紹介
これからUR必須カードを紹介していきます。
どれも入手しておきたいですが、入手難易度が若干異なるため、そこも加味して先に紹介するカードの方がより優先度が高いです。
とにかくどのデッキでも使いまわせて、使えるカードを紹介です!
灰流うらら
必要枚数2〜3枚
言わずと知れた「増殖するG」に並ぶ、超汎用カードです。
「手札誘発」と言われるカードの一枚で、フィールドに出さなくとも、手札で効果を発動する事ができるカードです。
- デッキからの特殊召喚
- デッキから手札に加える
- デッキから墓地に送る
これら全てに対応して、発動することができるため、非常に効果の適応範囲が広いカードとなります。
なおかつ、遊戯王において、“最強の手札誘発”である「増殖するG」を無効化する事ができるため、非常に強力です。
しかし、遊戯王に対する理解が進むにつれ、“相手の行動を一つ無効にするだけでは焼石に水”となってしまうことや
こちらが「増殖するG」が効きづらいデッキを使用する際には、採用の優先度がやや落ちる場面に出くわすかもしれません。
ただ特に序盤であれば、文句無く強力なカードとして使用できるはずなので、何も考えずに3枚入手して問題無いでしょう。
「マスターデュエル」ゲーム内のセット商品に、「灰流うらら」セットというものがあり、750ジェムで確定で入手する事ができます。
増殖するG
必要枚数3枚
このゲーム最強の手札誘発カードになります。
フィールドに出さなくともプレイできる手札誘発という時点で優秀なのですが、その中でもぶっちぎりで最強です。
相手が特殊召喚する度にドローできるという効果ですが、
後攻で発動すれば、先攻のプレイヤーは特殊召喚を連発すると、ドローをたくさんできてしまうので、先攻の動きを抑制できます。
逆に先攻では先攻のプレイヤーが自分のモンスターを並べつつも、相手の後攻の動きに対して、「増殖するG」を発動できてしまいます。そこまでできたらほぼ勝ちです。
これは海外と日本の価値観の違いも含まれると思いますが、TCG(海外の遊戯王)では禁止カードに指定されています。
「ふわんだりぃず」というデッキを代表とした、特殊召喚を行わないデッキタイプに対しては、「増殖するG」は完全に腐ってしまいます。
そのため一応マッチ戦(2本先手)を主としているOCGでは、上記のような特殊召喚を行わないデッキが環境に蔓延していると、採用枚数が少ないこともありました。
無限泡影
必要枚数2〜3枚
こちらも「灰流うらら」、「増殖するG」と同様手札誘発カードではありますが、罠カードという特徴があります。
そして、“フィールドにカードが無い状態”で無いと、手札から発動できないため、カードがフィールドにある場合は、他の罠同様伏せる必要があります。
類似カードに「エフェクト・ヴェーラー」というカードが存在しますが、最大の違いは、自分のターンにも発動できるという点でしょう。
罠カードながら自分のターンでも発動できるため、後攻で相手のモンスターの効果を無効にしてから動く事ができます。
そしてここからはやや補足気味ではありますが、「無限泡影」は“手札で発動しフィールドで処理する上に罠カード”という点が特徴的です。
ちょっとわかりにくいと思うので、↓だけ覚えておきましょう!
その他の手札誘発である「灰流うらら」、「増殖するG」などと違い、
「無限泡影」は後述する「墓穴の指名者」に無効化されないということだけ覚えておきましょう!
こちらも「灰流うらら」同様750ジェムで確定入手できるカードです。
遊戯王は慣れてきて、色んなカードに触れるようになると段々と複雑になってきます。
とりあえずよくわからなければ、「このカードはこのカードを無効化できて、これはできない」とかっていう風に覚えてしまうのは非常に有効です。
心配せずともその内、ルールと共に覚えて行くので、大丈夫ですよ♪
墓穴の指名者
必要枚数2枚(準制限カード)
今まで優秀な手札誘発カードを多く紹介してきました。
この「墓穴の指名者」は後述する「抹殺の指名者」と同様に優秀な手札誘発に対して特に有効なカードになります。
効果としてはシンプルで、相手の墓地のモンスターを除外して、効果を無効にするというものです。
前述した「灰流うらら」、「増殖するG」は手札で発動しますが、墓地で処理するので、「墓穴の指名者」で無効化できます。
また遊戯王には、墓地で効果を発動できるモンスターが多々存在します。
手札誘発モンスターだけで無く、普通のモンスターに対しても有効なのだということも覚えておきましょう。
「無限泡影」のところでも言いましたが、ホントに最初は何言ってんのかわかんないと思います。
とにかく「墓穴の指名者」は「増殖するG」と「灰流うらら」を無力化できる。
それだけ覚えておいてください!
抹殺の指名者
必要枚数1枚(制限カード)
効果としては、こちらのデッキの中のカードを一枚宣言し、除外することで、そのターン相手は宣言したカードの効果が無力化されるというものです。
こちらは「墓穴の指名者」のように、デッキに入っていないカードは無理ですが、より広い範囲で手札誘発カードを無力化できます。
「墓穴の指名者」と異なり無効化対象が“モンスター”だけでなく”魔法罠”も無力化できます。
より手札誘発の無力化に適したカード。という認識で良いと思います。
全体で見たら、所持する優先度は極めて高いですが、自身が強力なカードを所有している事が前提なので、他に紹介しているカードを先に入手しましょう。
ライトニングストーム
必要枚数1〜2枚(準制限カード)
ここまで紹介してきたカードは、ややテクニカル寄りというか、直接的に強さがわかりにくいものもあったかもしれません。
安心してください。このカードはシンプルです。
- 相手の攻撃表示モンスターを全て破壊する
- 相手の魔法罠を全て破壊する
から選択できます。
こちらのフィールドに表側のカードが存在しない場合で無ければならないですが、非常にシンプルで強力です。
他の紹介カードよりかは多少優先度が落ちますが、先攻か後攻かわからず1本勝負のマスターデュエルにおいては、流石に強力です。
こちらも750ジェムで確定入手できます。
昔遊戯王をやっていた方なら覚えがあるでしょうか?
「ハーピィの羽箒」と「ライトニングボルテックス」のハーフのようなカードです。
先攻では全く機能せず、OCGでは嫌厭されがちですが、マスターデュエルでは活躍した覚えが強いです。
まとめ
なぜこのカードが強力なのか。についても説明させていただきました!
少々難しい説明もあったかと思いますが、何となく理解して頂けたらそれでokです!
皆様がこれから色んなデッキを組むにあたり、少しでも参考になれば幸いです!